
あなたは「上司に怒られた・親に怒られた」時に「また、怒られた」と思いませんか。
「無意識のうち」に「また、怒られる」をイメージしているので、そのことを「また」引き寄せる。
これを「セルフエフィカシー」と呼びます。
つまり、「自己評価に自分を近づける作用」があります。
そのため、アファメーション(自己肯定感の宣言)をし「怒られる→大きなチャンス→褒められる」にすることで、セルフエフィカシーが変わっていきます。
この記事では、エフィカシーとアファメーションについて紹介します。
0.エフィカシーとアファメーションの意味

まずは「エフィカシー」や「高い・低いエフィカシー」「アファーション」について紹介します。
①エフィカシーとは?
「自己効力感と訳され、自分のことを自分で評価すること」
スポーツ界などをはじめ「セルフ・エフィカシー」とされ心理学の研究が進みました。
「理想の自分になるために、自己肯定感を高める」
つまり、「自分の想像したことが創造される」と強い信念をもっている人はエフィカシーが高い。
反対に、「自分には無理だ。そんな事できるわけがない」と想像を創造できない人をエフィカシーが低いなどと呼びます。
②アファメーションとは?
「自己肯定感を持つための宣言・なりたい自分を宣言すること」
セルフ・エフィカシーを高めるのに、アファメーションが注目をあつめています。
その理由は、言葉の思い込みを使うことでエフィカシーを高めることが可能だからです。
1.エフィカシーの上げ方・高め方

ゴルフで相手のパットが入ったらサドンデスになる場面で「パットを外れろ」と思うと、セルフイメージでは、「自分の負け」を認めている。
だって、パットが外れないと「自分が勝てない」と想っているから。
反対に、相手のパットが「入れ、入れ」と思うと、「入っても自分は勝てる」とイメージする。
この「セルフエフィカシー」の差が、現実に投影されます。
具体的な例を「2022年サッカーのワールドカップ クロアチアvs日本」で紹介します。
①短期的でなく長期的に考える
サッカーワールドカップのベスト16「日本」と「クロアチア」は、「PK」の決戦はまさにエフィカシーで「負けるべくして日本は負けた」と言えます。
「クロアチア」は、前回大会から延長線を制し「PKになっても勝てる」と選手は思っていたでしょう。
反対に日本ベスト16の「壁が厚い」と思っていたでしょう。
本田さんの実況でも「苦しくないですか?」と言っていたのが印象的です。
選手たちも最初に蹴る人がいなかったと後日話題になっていました。
「PKは運だ」と思い「負ける外す」イメージが現実を近づけます。
ここで、エフィカシーを監督が応用すれば、「PKでもお前らは勝てる」と、一言かけ「自ら率先して蹴る人が現れるまで、最初の選手を選ばなければ日本の勝算」が高まったはずです。
結果はあくまで結果、どうなるかわかりませんがタイガー・ウッズはそれでトータル的にいくつものタイトルを取ったのは事実です。
短期的に見たらわかりませんが、長期的には大きな「差」が生まれるのがエフィカシーです。
②エフィカシーを上げるアファメーションをする
本田さんは、卒論で「名門クラブで10番になる」と綴っています。
意識から創り実際に「10番」になりました。
その力も、エフィカシーです。 きっと、サッカーで上手くいかなかったときにこうやって本田さんは頭の中で反芻していたはずです「オレは、ビッククラブで10番になる」と、 これが、「アファーション」です。
ドイツ戦やスペイン戦では、選手たちは「勝てる可能性はある」と思っていたはずです。
2.エフィカシーとアファメーションの問題点

エフィカシーもアファメーションも完璧ではありません。
問題点を二つ紹介します。
①他人と争うと椅子取りゲーム
イス取りゲームをすれば、誰かが座れませんよね。
定員がきまっているものは、エフィカシーが高くても当然現実にならないときがあります。
②アファメーションより意識のほうが強い
アファメーションも同じで完璧でありません。
「アファメーションしても上手くいかないじゃないか」と頑固な人がいます。
つまり、アファメーションも一種のツールで便利ですが、意識のほうが強いということです。
3.【最強】高いエフィカシーを現実化する方法

イス取りゲームをやめれば、必ず椅子に座れます。
10人でやる椅子取りゲームは9個ですよね。
けどこれを20個でやってみましょう。 すれば、誰もが自分の想像が創造されます。
「あの椅子にオレは座りたいんだ」と思うから現実化しません。
超簡単ですよね。
「20個の椅子が有るから開いているところに座ればいいや」と思っていれば座れる。
相田みつをさんの言葉を借りると「争えば足らぬ 与えれば足りる」
これが人類にとって高いエフィカシーです。
サッカーでもニュートラルの状態がパフォーマンスが高まります。 「頑張らなきゃ」は、低いエフィカシーだとわかりますよね。
4.セルフエフィカシーを高めるアファメーション

2008年から現代に伝わる伝説級なアファメーション「199式」があります。
やり方は、とても簡単です。
「全文」を「書く→読む→録音し聞くだけ」です。
- 『感謝をしよう・有難う』
- 『私はいつも何とかなる』
- 『私は最高のタイミングで、すべてのことがやってくる』
- 『私はすべての出来ごとを、チャンスに変えることが出来る』
- 『私は運がいい』
- 『なぜかわからないけど、お金が入ってくる』
- 『なぜかわからないけど、宝くじはよく当たる』
- 『私は遊んでいてもお金持ちになれる運命の人だ』
- 『今月もまた、通帳に500万円振り込みがあった。
誰が振り込んでくれたんだろう?有難う』
このカラクリは、自分が毎月「500万円」の価値があると「セルフイメージ」して無意識が合わせるからである。
5.まとめ:セルフエフィカシーとアファメーション

いかがでしたか?
時代が変わりつつある現代エフィカシーやアファーションの理解が必要不可欠になりつつあります。
あなたも取り入れて、高いエフィカシーであなただけの想像を創造してみてはいかがでしょうか?”

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